奥様の浮気調査で複数の男性が発覚【調査の実例】
相談内容と現状
20代の男性からの依頼で、奥様の浮気調査の依頼を頂きました。
【依頼者】20代男性 【対象者】20代奥様
【調査場所】愛知県北部
1年ほど前に結婚をしたばかりの子供がいないご夫婦で、夫婦共働きの世帯になります。ご主人様は不定休で残業も多く、奥様は水曜日と日曜日が休みの家庭環境になります。お互いの休みや予定は共通のカレンダーに書き込むことになっており、休日や外出するときは事前にある程度把握ができるとのことです。
自宅は愛知県北部になりますが、奥様の勤務先は名古屋市内へで電車通勤になります。
学生時代から交際をしており、お互いに共通の友人も多いことから定期的に複数人で集まることも多く、その時の会話に違和感を持ったことが浮気を疑う切っ掛けになります。依頼者が聞いていた外出理由と友人の話に矛盾があったり、明らかに話のつじつまが合わないことが多数あったそうです。その時は余り深く考えなかったものの、後日冷静に考えてみると浮気の可能性があると思うようになり、浮気の事実があるのかをどうしても確認したくなったとのことで相談を頂きました。
その後は、インターネットなどの情報を参考にして、奥様の浮気を確かめようとしたものの浮気をしている確証は得られていないとのことです。
ただし、露出の高い服装を着たりメイクなどをばっちり決めて出かけることも多く、インターネット上の浮気している人の行動と一致する行動が多く、浮気をしているかもしれないとの不安が大きくなり調査を依頼したと仰っていました。
今回の浮気調査の一番の目的は、浮気をしているかの事実確認であり、現時点では離婚や慰謝料請求は考えていないとのことです。そのため、浮気の明確な証拠を手に入れることよりも、低料金で浮気の有無を確認したいとの希望になります。今回は浮気の事実確認になりますので、少人数(調査員2名と車両1台)で調査を行い料金を抑え、複数日の調査をご提案させていただきました。
浮気の事実確認を行う場合には、1日だけの調査で浮気が行われなかったとしても、浮気をしていないと断言することができません。そのため、複数回の調査が必要になることをお伝えし、何処まで調査を行うかは状況を見て判断することとなりました。
当探偵社が行った調査の概要
今回の調査に関しては、奥様が家を空ける日時の行動を張り込みと尾行により複数回確認を行うことになりました。
奥様の休みの日や外出の予定は、ある程度事前に把握することが出来ますので、浮気の可能性が高い日に調査を行うことにしました。
このようなケースでは、仕事後に浮気を行っていることが多いため、帰宅が遅くなる日に浮気が疑われます。また、休日に出かける日も浮気が疑われる可能性があると考えられます。
調査初日は火曜日の仕事後に行うこととなりました。職場の同僚と飲みに行くので帰りが遅くなるとのことで、浮気を行う可能性は十分あると考えられます。ただし、翌日が休みであることから、職場の同僚との飲み会の可能性もありますが、依頼者の不安が大きいことから調査を行うことになりました。
18時が定時となりますので、対象者の職場で調査を開始しました。数分後、同僚と思われる女性と2人で職場を出てきましたが、直ぐに分かれ最寄り駅に歩き出しました。最寄駅から自宅方面の電車に乗車しましたが、名古屋の繁華街である途中の駅で下車しました。この時点では、浮気が行われるかはわかりませんが、少なくても職場の同僚との飲み会ではなさそうです。
しばらくは駅周辺で服や靴などを見ていましたが、商品を購入することもなく時間を潰しているようにも感じます。19時過ぎになり、有名な待ち合わせスポットに移動し男性と合流しました。男性は奥様と同年代の20代後半から30歳前後でスーツを着ています。
奥様は、男性と一緒に付近にあるレストランに入店しました。レストランはオシャレな雰囲気のお店で、価格帯も決して安いお店ではありません。2時間ほどして2人でレストランを出てくる姿を確認します。その後、徒歩で5分ほどの場所にあるバーに入店し、1時間ほどで退店する姿を確認しました。
2人は駅方面に歩きだし、対象者は自宅がある路線の改札に入り、男性は対象者を見送ると徒歩で移動を開始しました。依頼者と相談の上、ここからは男性の尾行に切り替えることとしました。
男性は徒歩で移動をし、繁華街にあるクラブに入店しました。このクラブは、男女が出会いを求めて集まる場所であり、名古屋でも有名なナンパスポットと言って良い場所になります。
状況を依頼者に報告し、今日の調査はここで終了することとしました。現時点では浮気(不貞行為)が有った訳ではありませんので、相手の住所確認まで行うか迷うケースになりますが、今回は調査の目的が慰謝料の請求ではなく浮気の事実確認であるため、お客様と相談の上で調査を終了することにしました。
調査2日目は翌週の金曜日に行うこととなりました。今回は友達と食事をしてから帰るとのことで、日常からよくある理由ではありますが念のために調査を行うこととしました。
今回も18時の定時に合わせて、対象者の職場から調査を開始します。前回と同じく調査開始後数分が経過したころ、奥様が職場から出てくる姿を確認します。前回と同じ同僚と職場を出てきましたが、直ぐに分かれ最寄り駅に歩きだしました。最寄駅から電車に乗り、前回とは異なる駅で下車しました。
下車した駅では同然代の女性が待っており合流しました。今回は依頼者に話していた内容通り、女友達との食事の可能性が高いと思われましたが、その後2人が入った飲食店は一般的な飲食店とは異なり、相席居酒屋と呼ばれる場所になります。相席居酒屋とは、初めて出会う男女が同じテーブルで食事をする場所であり、男女の出会いを提供することが目的の居酒屋になります。
1時間ほど経過したころ、奥様と女性がお店から出てきました。お店からは男性2名も一緒に出てきており、お店の前で4人で話をしている姿が確認できます。一緒にいる男性は前回の調査で会っていた男性とは異なることが確認できます。しばらくすると4人で歩き出し、近くにあるバーに入店しました。
30分ほどで奥様がバーから出てきましたが、先ほどの男性のうち1人と一緒に出てきており、他の2名はまだ店内にいると思われます。2人はタクシーに乗り込み移動を開始しましたので、調査車両で尾行を行いました。タクシーは10分も掛からない場所で停車し2人が下車しました。奥様と男性は徒歩ですぐの場所にあるラブホテルに入ります。
2人がホテルから出てきた時間は、2時間ほどたった23時過ぎになります。しばらくは一緒に歩いていましたが、途中で別れて奥様は駅方面に歩き出しました。今回は浮気が行われたことが明白であることから、男性の尾行に切り替え自宅の特定まで行うことができました。
状況を依頼者に報告し、本日の調査はここで終了することとしました。
2日間の調査で浮気をしていることは確定しましたが、前回食事をした男性とは違う相手との浮気になりますし、出会いの場所から考えても相手は初めて会った男性である可能性が高いと思われます。このことから、複数の男性と関係を持っていることが疑われます。また、奥様は積極的に男性との出会いを求めていると考えられるとお伝えし、今後も調査を継続することになりました。
この時点で依頼者の気持ちにも変化があり、離婚や慰謝料の請求も考え出しているので、そのための証拠収集を行って欲しいとのことです。
調査3日目は、翌週の土曜日に行うことになりました。翌日の日曜日は休みで実家に親戚が来ているので、職場から直接実家に帰って泊ってくると言っているそうです。実家に泊ってくることは過去に何度もあったようですが、先日のこともあり調査を行うこととしました。
土曜日の定時は17時と少し早いため、17時から奥様の職場で調査を開始しました。調査開始後10分ほどで奥様が職場から出てくる姿を確認します。今回は1人で職場を出てきており、最寄り駅に向かって歩き出しました。最寄駅から電車に乗り名古屋駅で下車しました。ここで乗り換えを行えば実家に行くことが出来ますが、デパートに入っていく姿が確認できました。
デパート内では服などを見て回り、数点の買いものも確認できます。その後、デパートの地下にある食料品売り場に向かい、スイーツを購入している姿が確認できます。購入している量が多いことから、浮気相手と2人で食べる量とは考えづらいことを依頼者に報告しました。
その後、電車に乗り実家の最寄り駅で降り、駅に迎えに来ていた母親と思われる車に乗り込むことを確認しました。念のため、調査員が実家に向かい車を確認してみたところ、実家に駐車してある車とナンバーまで一致していました。
状況を依頼者に報告し、この後に浮気が行われる可能性は低いと思われることから、今日の調査はここで終了することとしました。
調査4日目は、一週間後の土曜日に行うこととなりました。翌日の日曜日は休みになるので、女友達と遊びに行ってくるとのことです。先週の土曜日は浮気が行われませんでしたが、今回の土曜日も調査を行うこととしました。
土曜日の定時は17時となりますので、17時から対象者の職場で調査を開始しました。数分後、奥様が職場から出てくる姿を確認します。今回も一人で職場から出てきており、最寄り駅とは異なる方向に歩き出しました。徒歩で2分ほどの場所で停車中の車の助手席に乗り込みました。運転席には今までと異なる20代と思われる男性が乗っています。
直ぐに移動を開始しましたので調査員が尾行を開始します。20分ほど走った車は、郊外にある飲食店に入りました。飲食店はオシャレな感じの焼き肉屋になり、料金も高めのお店になります。1時間30分ほど経過したころ、奥様と男性がお店から出てきました。2人は車に乗り込み移動を開始します。
10分ほどの場所にあるマンションの駐車場に車を止めて、2人でマンションに入る姿が確認できます。このマンションは、1Kまたは1DKの間取りであることから一人暮らしの男性の自宅と考えられます。3時間半ほどが経過したころ、奥様と男性がマンションから出てきて、車に乗り込み移動を開始します。自宅がある路線の駅で奥様が車を降り、駅の改札に入る姿を確認します。
念のため、10分ほど時間を空けて先ほどのマンションを確認してみると、男性の乗っていた車が停まっていることが確認できます。このことから、このマンションは男性の自宅であると考えられます。
状況を依頼者に報告し、調査をここで終了することとしました。
合計で4日間の調査になり、2回の浮気を確認することが出来ました。2回の浮気相手は異なる男性であり食事を一緒にした男性も別にいることから、少なくても3人の男性の影があることが分かりました。
対象者が相席居酒屋に出入りしていることや、食事をした男性が有名なナンパスポットであるクラブに出入りしていることなどから、不特定多数の男性と関係を持っていることが疑われる状況です。また、奥様は積極的に異性との出会いを求めていると想像することが出来る結果となりました。
依頼者としては、全ての浮気相手を確認したい気持ちもあるようですが、現状から考えてキリがないとも考えられる状況です。また、浮気相手よりも奥様に対する怒りが大きくなってきたことから、相談の結果調査をここで終了することとし、今後考えが変わった場合はご相談を再度いただくことになりました。
調査に掛かった時間と料金の詳細
【調査料金の詳細】
調査1日目:18時~23時までの5時間の調査
初日割引で5時間までの調査:35,000円
深夜料金:1時間×1,000円=1,000円(22時~7時の時間帯の調査)
調査2日目:18時~24時までの6時間の調査
5時間までの調査:70,000円
1時間の追加料金:1時間×15,000円=15,000円
深夜料金:2時間×1,000円=2,000円(22時~7時の時間帯の調査)
調査3日目:17時~19時30分までの2時間30分の調査
5時間までの調査:70,000円
調査4日目:17時~24時までの7時間の調査
5時間までの調査:70,000円
2時間の追加料金:2時間×15,000円=30,000円
深夜料金:2時間×1,000円=2,000円(22時~7時の時間帯の調査)
調査料金の合計295,000円+消費税29,500円=324,500円(税込み)
調査の性質上、複数回の調査が必要なことは予想が出来ており、事前の打ち合わせ時に、依頼者にお伝えした料金内で調査を終えることが出来ました。
【実費料金の詳細】
調査1日目:名古屋市内
電車代(名古屋市内):240円×1名分
駐車場代:800円
調査2日目:名古屋市内
電車代(名古屋市内):210円×1名分
調査3日目:名古屋市内
電車代(職場から実家):440円×2名分
駐車場代:600円
調査4日目:名古屋市内
移動手段は車のみで、実費は必要ありませんでした。
実費料金の合計2,730円(税込み)
名古屋市内の調査が大半であり、交通費が余り掛かりませんでした。また、タクシーの利用や飲食店等の内部の調査は行いませんでしたので、実費の合計金額を抑えることが出来ました。
【お支払いの総額】
調査料金と実費料金の総額:327,230円
当社では、調査場所が遠方になる可能性がある場合には、交通費や宿泊代などの概算を契約前にお伝えしております。また、実際に使用した料金の領収書を付けてお客様に請求しております。
実際に使用した金額以外は頂いておりませんのでご安心ください。